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2013/08/16
BDI-DC24A-R と TH-900 バランスリケーブル
明るく低域の充実した TH-900。 しかし低域の押し出しの強いヘッドフォンにありがちな低域の分解能や切れというところが不足しているように感じます。しかし これは バランスドライブで大幅に改善され、逆に 通常のヘッドフォン再生では味わえないダイナミックで高域まで切れの良いサウンドを堪能することが可能となります。
今回は BDI-DC24A-R と同時注文でのリケーブルをいたしました。
このお客さまは TH-900 ノーマル → バランス化 → リケーブルバランス と 全てを体験されているお客さまになり、そのクオリティは重要です。
選んでいただいたのは やはり #60ワイヤーやハイエンドロジウムXLRと純カーボンシースのセットとなる 60-C-Rタイプ。
アンプは OJI Special BDI-DC24A-Rのハイエンドタイプです。
リケーブル後のサウンドは オリジナルの良さを残しつつ、ナチュラルで見通しの良いクリアーなサウンドになりました。
特に 記載することは少なかったのですが、OJI Special #60ワイヤーでのリケーブルの特徴の一つである SN感の良さは絶品です。
このヘッドフォンは下記の通りインピーダンスが低く、同じアンプでも出力が出てしまうタイプのヘッドフォンになります。
Impedance: 25 ohm
Sensitivity: 100dB / mW
ボリュームを絞っていてもアンプの残留雑音を検知しやすくなってしまうと言うことになるばかりで無く、音楽再生時に置いても SN感は重要なファクタになると思います。
当社の バランスリケーブルは SN感が非常に良く見通しの良いサウンドということでモニターヘッドフォンという場面では非常にマッチングの良いサウンドになります。
また 当社のDCアンプ BDI-DC24Aシリーズは オールアナログシステムでノイズ発生源となるロジック回路が無く、アースに流れ込む電流でさえも阻止する設計の超高SN回路ということ、さらに 多くの モニターヘッドフォンシステムに求められる、ハイエンド設計になっています。 その一部を紹介しますと ボリュームでのノイズすら問題視して、一般高級オーディオボリューム10倍以上もする、業務用として非常に信頼性のある東京光音音電波製のアッテネータを使用しているだけでなく、シールド付きの高音質タイプを選択するなど 今回のヘッドフォンには最適なシステムと感じております。
そのサウンドは ただ押し出しが強いというものでは無く、緻密で超高SNを堪能できるサウンドになりました。
色つけを楽しむのでは無く、 音楽に記録されたままのサウンドをゆっくりと流れるリラックスした時間をお楽しみいただけると自負しております。
■お客さまの感想
試聴時に惚れ込んだBDI-DC24AのSNと解像度(特に低音域)の高さはやはり素晴らしいです。
高能率なTH900でもノイズ・歪みは一切感じられず、静寂から自然な音が浮かび上がる感覚を堪能できます。
解像度の高さは聞き疲れにつながりがちですが、そうなることなくここまでのキレを実現したアンプは初めてでした。
リケーブル後のTH900は煌びやかさを確保したまま、沈み込みがさらに深くなったように感じます。
これは低音域の質の向上とセットでおきている為、他の音域をマスクしてしまうこともなく、TH900の唯一の欠点と感じていた、
一部の音源で低音が団子状になる性質が改善されました。
いい意味でドンシャリ密閉型の個性がはっきりし、現在HD800のようなフラット開放型との使い分けを楽しんでおります。
また何らかの形で改造のご依頼をすることもあろうかと思いますが、その節はよろしくお願い致します。
2013/08/16
beyerdynamic T1 オリジナルワイヤーバランスリケーブル
非常にフラット感があり、音場も広く、スピードが速い故柔らかな音を聞かせ、音楽観賞用として最高峰のヘッドフォンの一つとなる、 beyerdaynamic T1です。
今回は メーカーオリジナルケーブルを使ったリケーブルとなります。 目玉としては お客さまの要望でフルテックのハイエンドXLRコネクタを使用しました。このコネクタはロジウムメッキ仕様でなおかつカーボン巻きの筐体を使用しており、非常に高級感有るコネクタです。
問題が有るとすれば ワイヤー貫通部分にゴムなどの保護部が無いために繰り返し使用する事でワイヤーにトラブルが発生する可能性があります。
他社製品で当社に持ち込まれるワイヤーの不具合の最も多いのがワイヤー曲げ部分での損傷です。
今回 この問題に対応するために、コネクタのワイヤー貫通部分の形状に工夫をしました。
ダンプ材混入の柔らかく弾性がある部材を使用して 急な曲がりを排除して、しっかりと取り付けを行っています。
2013/08/16
beyerdynamic T5p バランスラインケーブル
T5p は T1にならぶハイエンドヘッドフォンですが こちらは T1と異なり密閉型になります。 音は どちらかというとホワッとした空間演出派ともいえるようなサウンドのT1に比べ 音をダイレクトに伝えるようなモニター的なダイレクト感のあるサウンドのT5Pと言うような音の違いがありますが、どちらも、フラットな特性と立ち上がりの速さに起因すると思われる柔らかなサウンド表現があります。
そして T5Pは ダイレクトなサウンドと、位相感の素晴らしいサウンドになります。
今回は 当社では最高峰となる、60-C-R にてバランスリケーブルを行いました。
外観は 純正とも思えるような作りで 特に ワイヤー引き出し部分は大幅な改良を行いました。
音質は非常にナチュラル。改造後は SN感の良さの中での分解能や定位間が素晴らしく、BDI-DC24-Rでの試聴では、制作時のノイズまでしっかり確認出来るほどの分解能になっています。
外来雑音を気にすること無く、音楽に浸れる また ハイエンドシステムの所有する満足感も味わえる そんなハイエンドヘッドフォンに仕上がったと思います。
■お客様の感想
この度はT5Pのバランス化改造をして頂き、誠に有難うございます。
まず結論を申し上げますと、大々満足です!。
因みにその満足感は音質と外観の2つから構成されています。
まず音質ですが、ノーマルとバランス化後の比較です。
◎ノーマル
→線の細さが否めず、しゃりしゃり感あり。
◎バランス化後
→見通しが良く、さらにクリアに、かつさらに音の分解能が上がった結果、リアル感
が格段にレベルアップしました。
また低音のスピード感が飛躍的にあがり、低音のキレの良さを味わえるようになりました。結果として全体的に音のバランスが良くなり、以前と比較して聞き疲れしにくくなっています。
次に外観です。
実際に見るとわかりますが、改造品とは思えない仕上がりです!。
とても素晴らしいクォリティーだと思います。
いずれにせよ、BDI-DC24Aという素晴らしいヘッドフォンアンプの性能を味わうため
には、バランスヘッドフォンが必須である事を認識させられました。
DPAT・BDI-DC24A・バランスT5Pが揃い、この3つのおかげで素晴らしいオーディオライフを送る事が出来ています。
心よりお礼申し上げます!。
また今後とも、よろしくお願い致します。