DPAT,DDAC,MTCSS、Crystallizedシリーズに代表されるハイエンドオーディオ機器はもちろん、オリジナルポータブルオーディオ機器,PC audio(PCオーディオ)やHTPC,そしてAV機器などオーディオだけでなくコンピューター,アナログ技術を駆使して高度なオリジナル商品,カスタム商品,カー用品をお届けする それが OJI Specialです。改造、特注などのカスタム品 custom-made もお気軽に

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2013/08/25
BDI-DC44A スパイクオプション

BDI-DC44Aはヘッドフォン再生のためのアンプリファイヤという機能の限界に挑戦したDSC_3694.JPGバランスヘッドフォンアンプになります。
パワーアンプでさえも行うことがほとんど無い アンプ1台に一台 計4台のトロイダルトランスによる強力な電源を搭載し、 DCアンプ構成用に8台のハイスピード電源回路が駆動する 完全DCアンプによる完全独立バランスドライブ。それらが ヘッドフォンアンプらしくない巨大なアルミケースに収まっております。

当然ながら それを支えるインシュレータは非常に重要な役割を果たします。
本来 ヘッドフォンが故 振動が直接アンプを揺らすことが無いシステムのためにインシュレータの影響はあまり考慮されていないように思いますが、当社は、スタジオや数々のフィールド試験でテストを行い、特殊処理をした安定したサウンドの標準インシュレータを搭載し、良い評価をいただいております。
しかしながら 頂点を目指す機器が故 ユーザー様の究極の再生への試みは終わることがありません。
今までづっと暖め続けて来た スパイク型インシュレータのオプション装着をいたしました。 
DSC_3689.JPGBDI-DC44A
スパイク型のインシュレータはダンパー形式の物と異なり、非常にスッキリと見通しが良くなることが多いのですが、接着剤、両面テープ等の装着では それ自体が内部損失を持ち、ダンパーなどと同じ性格のものになるために 100%スパイクの性能を発揮しているspike1-a.jpgとは言えません。 内部の揺れや、環境雑音が影響する揺れがいくら微細な振動とはいえ、ハイエンドスピーカーを接着剤で固定している様な事になり、これは 究極の微妙な性能を追いかけるハイエンド機器としては問題です。また オーディオ装置の ほとんどが 鉄を使用しているのですが、超ハイエンドに見られる アルミ素材の削り出しケースや 内部シャーシなど 異なる素材でのマッチングが完全に取れているとは言い切れません。 機械的に見て 剛性や固有振動、共振など 装置により異なる環境を同じインシュレータで完全にマッチングを取ることが不可能だからです。

今回は 総アルミで二重シャーシ構造となっている BDIーDCシリーズにベストマッチングするインシュレータを搭載いたしました。
装着はボルト自体の素材の差による問題を嫌い、本体と一体成形による剛性の取れる挟み込みによるボルト止めになります。シャーシ素材の特性と剛性、そして音質の比較から生み出されたシャーシと一体化する三層構造によるインシュレータとなります。

spike1-b.jpg

■お客さまの感想

2013/08/16
beyerdynamic T1 オリジナルワイヤーバランスリケーブル

T1-3.jpg非常にフラット感があり、音場も広く、スピードが速い故柔らかな音を聞かせ、音楽観賞用として最高峰のヘッドフォンの一つとなる、 beyerdaynamic T1です。T1-1.jpg

今回は メーカーオリジナルケーブルを使ったリケーブルとなります。 目玉としては お客さまの要望でフルテックのハイエンドXLRコネクタを使用しました。このコネクタはロジウムメッキ仕様でなおかつカーボン巻きの筐体を使用しており、非常に高級感有るコネクタです。
問題が有るとすれば ワイヤー貫通部分にゴムなどの保護部が無いために繰り返し使用する事でワイヤーにトラブルが発生する可能性があります。

他社製品で当社に持ち込まれるワイヤーの不具合の最も多いのがワイヤー曲げ部分での損傷です。

今回 この問題に対応するために、コネクタのワイヤー貫通部分の形状に工夫をしました。
ダンプ材混入の柔らかく弾性がある部材を使用して 急な曲がりを排除して、しっかりと取り付けを行っています。

2013/08/16
beyerdynamic T5p バランスラインケーブル

T5-3.jpgT5p は T1にならぶハイエンドヘッドフォンですが こちらは T1と異なり密閉型になります。 音は どちらかというとホワッとした空間演出派ともいえるようなサウンドのT1に比べ 音をダイレクトに伝えるようなモニター的なダイレクト感のあるサウンドのT5Pと言うような音の違いがありますが、どちらも、フラットな特性と立ち上がりの速さに起因すると思われる柔らかなサウンド表現があります。
そして T5Pは ダイレクトなサウンドと、位相感の素晴らしいサウンドになります。
今回は 当社では最高峰となる、60-C-R にてバランスリケーブルを行いました。T5-2.jpg

外観は 純正とも思えるような作りで 特に ワイヤー引き出し部分は大幅な改良を行いました。
音質は非常にナチュラル。改造後は SN感の良さの中での分解能や定位間が素晴らしく、BDI-DC24-Rでの試聴では、制作時のノイズまでしっかり確認出来るほどの分解能になっています。
外来雑音を気にすること無く、音楽に浸れる また ハイエンドシステムの所有する満足感も味わえる そんなハイエンドヘッドフォンに仕上がったと思います。 


■お客様の感想
この度はT5Pのバランス化改造をして頂き、誠に有難うございます。
まず結論を申し上げますと、大々満足です!。
因みにその満足感は音質と外観の2つから構成されています。

まず音質ですが、ノーマルとバランス化後の比較です。
◎ノーマル
→線の細さが否めず、しゃりしゃり感あり。
◎バランス化後
→見通しが良く、さらにクリアに、かつさらに音の分解能が上がった結果、リアル感
が格段にレベルアップしました。
また低音のスピード感が飛躍的にあがり、低音のキレの良さを味わえるようになりました。結果として全体的に音のバランスが良くなり、以前と比較して聞き疲れしにくくなっています。

次に外観です。
実際に見るとわかりますが、改造品とは思えない仕上がりです!。T 5-1.jpg
とても素晴らしいクォリティーだと思います。

いずれにせよ、BDI-DC24Aという素晴らしいヘッドフォンアンプの性能を味わうため
には、バランスヘッドフォンが必須である事を認識させられました。

DPAT・BDI-DC24A・バランスT5Pが揃い、この3つのおかげで素晴らしいオーディオライフを送る事が出来ています。
心よりお礼申し上げます!。
また今後とも、よろしくお願い致します。