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※お客様のコメントは、プライバシー部分以外は基本的に原文そのまま掲載しております。
お客様へ
日頃 OJI Special改造をご依頼いただきありがとうございます。
おかげさまで 多くのお客様からご依頼を頂いておりますが、非常に多くの最新アイテムの改造を手がけている関係上、解析に時間がかかり、お待たせしているお客様も多くいらっしゃいます。 日々 努力しておりますが、改造はハンダ付け一つとりましても品質や音質への影響は避けられないこと そして妥協のない最上級の改造を行うために、今まで通り時間をかけ じっくりと改造しております。
納期に関しまして 改造内容によりましては通常よりも 1~2週間以上納期が長くかかっている場合もございますが、全ては 品質と音質を第一に考えておりますので なにとぞご理解お願いいたします。
2012/12/10 SENNHEISER HD800 リケーブル
お客さまが思っていることの代行。 それも 高度な技術で対応するのが OJI Special。
今回は お客さま手持ちのコネクタでアセンブリしました。
前回もそうですが、リケーブルは 簡単なようでけっこう難しい部分があります。それは 一言で言うと 仕上がり。
今回の問題は コネクタへの配線です。極太ケーブルをどうやって小さなコネクタに配線するか。 また 超極太コネクタにどうやってケーブルを合わせるか など 問題が多いです。
ハイエンドですから 長期間安定して 所定の性能が発揮できるような メーカー純正並みの しっかりとした 作業が必要です。
しっかりと 末端処理をして 確実な接続と安定した動作はもちろんですが、その仕上がりにもこだわりました。
■お客様の感想
今日、ケーブルが到着いたしました。
丁寧な作りの良さと、カーボンシースの高級感があり、とても良い仕上がりです。
ヘッドホンアンプやHD800と、色調を合わせる目的もあってXhadowのXLRコネクターを選択したのですが、統一感が出ていると思います。
(HD800側コネクターの被服は問題ありません。ありがとうございます。)
ケーブルは物量もあり太いですが、柔軟なので取り回しに困る事はなさそうです。
早速HD800に装着して、問題なく音が出る事を確認しました。
ヘッドホンシステムはCDプレーヤーAccuphase DP-500、ヘッドホンアンプLuxman
P-700uでこのケーブルを接続したHD800を鳴らす構成です。
ケーブルを交換してまだ3時間ほどですが、音の厚みが増しながらクリアーになったのが印象的です。今まではシングルエンドで接続していた事もあって、ソースによっては中音がきつく、 どこか不安定感が付きまとっていたのですがこのケーブルはキツさがなく、滑らかで深みのある音質が素晴らしいです。
今回は私の手持ちのコネクター類を使ったケーブル製作をお願いした事で、ご苦労を掛けてしまいましたが、迅速かつ丁寧に対応していただき感謝しています。
高品質なケーブルを製作していただき、ありがとうございました。
2012/11/10 FOSTEX TH900 Cardas 使用 リケーブル
お客さまが思っていることの代行。 それも 高度な技術で対応するのが OJI Special。
リケーブルは 簡単なようでけっこう難しい部分があります。それは 一言で言うと 仕上がり。
たとえば ケーブルは どれも太さが違いますし、ヘッドフォンはワイヤーを通す穴の大きさが違います。また 太さが違うと 通る通らない という 物理的な問題も生じます。
さらに 他の用途のものを分解して付ける場合は、再生処理も問題になります。
ハイエンドですから 長期間安定して 所定の性能が発揮できるような メーカー純正並みの しっかりとした 作業が必要です。
今回は Cardasのケーブルを装着しましたが、問題だったのは 特殊な配線で なおかつ リッツ線ということです。しっかりと 末端処理をして 確実な接続と安定した動作はもちろんですが、その仕上がりにもこだわりました。
■お客様の感想
この度、ヘッドホンア ンプとヘッドホンとの さらなるマッチングを求め、G社のヘッドホンアンプに対し純正ヘッドホンケー ブ ルの如く思われる、カルダスのClearによるリケーブルをお願いしました。
この改造は恐らくDIYでやってしまうことも不可能ではないのでしょうが、やはり技術的に信頼性の高いOJI様に頼むことで、日常での大雑把な使用にも耐えうる、しっかりした結線、ケーブルの固定を実施してもらい、安定し た出音にしようと考え、あえてお願いしました次第です。
結果は上々でした。
まずケーブルの線体の固定や、外から見た仕上がり に不満がありません。送り出す前とほとんど変わらない外見となっています。(ただしOJIのエンブレムがフォーンプラグに貼られており、こ こだけが違いますが、なにか誇らしい気分です。)また、往々にして特殊なリケーブルは接触不良を起こしがちですが、ここでは、そのト ラブルもなく音出しの不安定さは全くないようです。こちらが想定していた状態で、預けていたヘッドホンが帰ってきて安心しました。
なお、依頼から実際の作業開始、完成し発送するま での過程での御社からの連絡はスムーズかつ確実なものであったことも付け加えておくべきでしょう。
そして、音質についてですが、これも思った通り、 ヘッドホンアンプの持ち味を生かすものに仕上がりました。元のTH900の音に比べて、音楽の凹凸、立体感がはっきりし、 より音の色彩感、コントラストが高まった印象です。音の響きも若干ドライな感じにシフトし、ウェットな優しさが減退して、やや強めの 音になりました。G社のヘッドホンアンプには、そういうビビッドな側 面が明確にあり、その音調に寄り添い、伸ばすような形でリケーブルできたようです。このトータルサウンドは個性的で、好みは分かれる と思いますが、一つの見識として尊重できるレベルに上がってきたように思います。
全体としても、御社は大変良い仕事をしてくださっ たと思っています。この先、私のところでは、この手の改造をまた必要とするケースもありそうですが、その際は再度お願いすることにな りましょう。この度は、まことに有難うございました。」
2012/10/24 FOSTEX TH900 オーグラインバランスリケーブル
2012/10/14 Audiotechnica ステレオヘッドホンアンプ
AT-HA5000 Oji Special
AT-HA5000を分解してみて先ず言えることは 非常にコストパフォーマンスの高いヘッドフォンアンプだと思います。
回路構成や部品などは 一般オーディオ製品に比べるとかなり豪華な仕様になっています。
しかしAT-HAながら まだまだ 改造の余地はあります。 それは パターンも含めた回路構成です
また 今回は お客さまの要望で オヤイデさんの インレットに交換しました。
音質向上のためハンダ付け手法にこだわってしっかりと装着することはもちろんですが、純正のような見栄えを目指しました。
■ お客さまの評価
主にW5000、K701に繋いで聴いております。
HA5000の音自体は好みだったのですが、今回はブラシュアップを目的として依頼しました。
HA5000は元気でウォームな音で低音の量感があるのですが、それが時たま暑苦しく感じ、ヘッドホンの相性を選ぶ(とくにK701は相性が悪い)と感じることがありましたが、OJI Specialさんで改造していただいたことによりすっきり見通しの良いニュートラルなサウンドで、ヘッドホンの相性を選ばない懐の深いアンプとなりました。今までK701のような開放型のヘッドホンに合わせると音が締まりすぎて開放型の良さである抜けの良さが消されている印象がありましたが、改造後はそのようなことが全くなく抜けの良いサウンドを楽しんでいます。
また、音の雑味が減りレンジが広がった影響かハウジングの壁を感じさせないサウンドでボーカルが自分の前で歌っている感覚に陥ります(笑)
はじめはHA5000の良さが失われると心配でしたが、HA5000の良さを生かして改造前に
はなかった音の抜けの良さや繊細さが加わり大満足です。
2012/09/22 Audiotechnica AT-HA26D Oji Special
AT-HA26Dは SPDIF光端子と アナログ入力が付いたシングルエンドのヘッドフォンアンプです。
ノーマルの音の傾向は オーディオテクニカらしくない? 中低域に厚いサウンドという感じですが、低域の量感は中高域よりに感じる通常のテクニカのサウンドとマッチングはよく、聞き疲れのしないサウンドとでも言うのでしょうか 素性は良さそうです。
とかく 普及機から中級機クラスのものでは ドンシャリ傾向が強く、ソースの音の差を感じずらい面がありますが、どちらかというと余裕がある感じの音になります。
良い意味で これに抜けの良さやクリアーな感じが付加され、低域も輪郭のあるハイエンド製品の様な低域になればなあ と思わせるようなサウンドでした。
今回のお客さまは楽器演奏もされるようなので このような方ですと このサウンドはモニター的なサウンドではなくある意味表現力も有り、手ごろな価格と大きさで更に音質が良くなれば演奏を楽しむモニター用途としても良さそうです。
■当社のテスト時の感想
ざっと テストをしてみましたが 光ケーブルでアンプのDACを通し聞いていると思いますが、取り急ぎ 動作は問題ありませんでした。
ただ 抜けが悪いと言うか 輪郭のあるパリッとした音では無いですね。濁った感じにも聞こえます。
この感じは 多分 DACのチップの音と思い、分解してみましたら やはり旭化成のDACチップで乾いた傾向の音がします。この傾向の音はチップの音ですから良い部分でも有り仕方が無いのですが、不思議なことにDACを当社のDDAC-Proに変えて ライン入力として鳴らしても 似た傾向の音がしていますので、DACと言うよりはアンプ部分の音がついて回っていると感じましたので アンプ部改造でかなり変わるかもしれません。
■改造後の当社の感想
最終的に2-3日エージングして確認しましたが、低域の量感がありながら中高域の切れの良さと相まって、抜けがよくクリアーな音質になっていると思います。
DACについてですが、改造前は ラインの音と変わらない様な感じでしたが違いが出ましたので ヘッドフォンアンプ部とDAC 双方改造で音質向上しているということを確認しております。
■お客さまの感想
この度はお世話になりまして、ありがとうございます。
端的に申し上げますと、素晴らしいとしか表現できません。受領早々、嬉しくて夜更かしをして聴き込んでしまいました。改造費用の何倍も価値ある投資となりました。小生
のレビューがお役に立つか分かりませんが、御礼方々、以下にお知らせ申し上げます。
2,3日のエージング工程を経ているので大丈夫だとは思いますが、到着早々、ATH-W3000ANVで2日間聴き込んだ感想です。
改造前と比べ、圧倒的に定位感や立体感が高まり、透明感、躍動感のあふれるきっちりした音になりました。改造前は音がやや曇っている印象で、改造後はすっきり
快晴という印象です。
ヘッドホンアンプのジャンルで代表格となるラックスマンp-1uを半年くらい前に試聴した時とで比べてみます。
まず、高音低音の上下の抜けの良さがあり、テクニカらしさが引き出ているのか、SN感が上回っている印象です。オーケストラの奥行き感は負けないくらいあります。
逆に、ピアノ奏者の椅子のきしみは、より明瞭に感じます。
p-1uの音はエレガント系と言うかマッタリと音楽的に素晴らしい音という言い方が良いと思います。
AT-HA26D Oji Special改は、空気感や歯切れに優れた印象です。
なお、試聴の機種比較条件はかなり違います。
p-1u試聴時はマランツのSACDプレイヤー、現状の小生の環境はマランツの最下位CD5001にSAEC光ケーブルOpt-M1の30cmです。(光ケーブルだけは多分、p-1uの時を上回っています。)
なお、テクニカのAT-OPX1に入れ替えて見ましたが、光ケーブルの差も、よりはっきりと聴感に現れて驚きました。Opt-M1では、音が濃密で分解能が高く、低音の響きがより重厚です。AT-OPX1では、決して悪い訳ではないのですが、比較すれば、あっさりした軽い音になってしまう印象です。
びっくりしたのは、アナログRCA入力で電子ピアノを弾いて、15年以上ご無沙汰の曲が自然に思い出せてしまったことです。楽器の出力ソースとして比べれば、まるでアップライトとグランドくらい、弾いていて楽しい、と思う印象が違います。例えてみれば、調律されていない音が濁った小生の実家のアップライトと、定期的にメンテナンスを受けていて全体の響きが美しい公民館ホールのピアノ、という位に違います。
オーディオファン的な言い方であれば、ヒスノイズも相当軽減されています。電子ピアノと言っても小生のものは、12年以上前のヤマハCLP-411と古いものです。ヘッドホン端子への直挿しやアンプ改造前では、カセットテープとまでは言いませんが、それなりに気になる高音のヒスノイズが常時混ざりました。AT-HA26D Oji Special改経由では、音源ソースが入った時にだけかすかに紛れる程度まで軽減されました。
また、ヘッド本端子直挿しでは、電源からのハム音と思われる低音も僅かに感じていましたが、AT-HA26D Oji Special改経由では全く感じられません。
音源としてのヤマハには不満が元々無いので、これで電子ピアノも壊れるまで買い替えずに済みそうです。
(これでも一石二鳥で、投資対効果が大きく嬉しい限りです。)
アナログ入力においても、改造による改善効果は相当なものだと、実感しました。
改造費を入れても、トータルでは、p-1uを組んだ構成よりも1/3以下の投資で負けないくらい良い環境になりました。
(CDプレイヤーを買い替えないといけない覚悟をしておりましたが、当面、現状
の環境を経てからにします。)
メールで略儀恐縮ですが、心より御礼申し上げます。 ありがとうございました。
2012/09/22 Audeze LCD-3用 バランスケーブル
Audeze LCD-3は「平面技術」を使用した平面磁気スピーカーを使用したヘッドフォンと言うことで 通常のダイナミック型とは異なる特徴を持っています。
このバランスケーブルの製作を依頼されました。
今回 お客さまの都合で、現物のヘッドフォンが無い状態での、構築となりました。
ハイエンドにふさわしい 厚みが有り落ち着いたフラットな音質を目指し、数十年培ってきた技術と、最近のリケーブル技術の粋を集めた設計をいたしました。
接続は珍しくミニキャノンタイプの脱着式になっています。 コネクタは 同じ物でも誤差や形状の違いでうまくマッチングしないと言うこともありますので現物を参考にして選択。バランスアンプ側は 定評のある フルテックのロジウムメッキタイプを選択。
シースはもちろん 純カーボンタイプ。 これは SN感の良さとタッチノイズの少なさで ハイエンド再生にはピッタリです。
コネクタの接続や末端処理は当社独自のダンプ処理を行っており、抜け止め防止や信頼性向上にもなっています。
■お客さまの感想
お世話になりました。本日無事ケーブル到着いたしました。
早速装着してみました。音出しも全く問題ありませんでした。
ケーブルの外観は純カーボンのシースとコネクタの品質の高さから大変高級感があります。付属のケーブルからの交換で外見上ヘッドフォンのグレードがワンランクもツーランクも上がった感じで大変満足できるものです。
システムはYAMAHAのCD-S2000からSACDの音源ないし、Soulnoteのsc1.0からdirectトランスポートモードでsd2.0からCD音源で、もしくは自作PC(プレーヤーソフトはfoobar2000)からAudiophilleo1を経由してsd2.0からで、それぞれをヘッドフォンアンプはItercityのMBA-1PEからこのケーブルを装着したAudezeLCD-3での試聴です。
音質はまだケーブルを交換して数時間の感想ですが、ヘッドフォンをドライブする駆動力が明らかに向上した感じです。アンバランスからバランスケーブルへの交換効果もあるでしょうが(ボリュームも12時から10時で十分音量が取れるようになりました。)
もともとのこのヘッドフォンの魅力である素晴らしい中低音の深みのある解像度の高い音質はそのままに、高音の抜けも若干向上した感じです。
手持ちのGrado PS-1000balancedに比較すると、高音の煌く様な抜けの良さにはまだ追いつけませんが、ドンシャリ感の全く無い上質な中低音はピアノやベース、アコースティックギター、ボーカル主体の曲では完全に勝っています。音場も付属のケーブルに比較して若干広くなり、LCD-3の活躍の機会が増えました。
高品質なケーブル作成有難うございました。