DPAT,DDAC,MTCSS、Crystallizedシリーズに代表されるハイエンドオーディオ機器はもちろん、オリジナルポータブルオーディオ機器,PC audio(PCオーディオ)やHTPC,そしてAV機器などオーディオだけでなくコンピューター,アナログ技術を駆使して高度なオリジナル商品,カスタム商品,カー用品をお届けする それが OJI Specialです。改造、特注などのカスタム品 custom-made もお気軽に

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2011/12/21 OJI Special original Clock cable

当社ハイエンドを更にアップグレードした Pure carbon fiber 仕様

クロックは音質に大きな影響を与えます。クロックのジッター(発振器関連ですと位相ノイズ)が同じ値でも 音質の変化がありますし、成分によって音質はかなり変わるようです。 しかし 通常は水晶でも十分な音質が得られるのが デジタルオーディオですが、オーディオを突き詰めて行くと やはり気になります。
特に Lynxなど業務用機 もしくは 業務に近いレベルでシステムを構築していきますと、ベースのクオリティが高いために、システム自体はもちろん、ワイヤー等でも音質の変化があり、気になるところです。
今回は、Lynx L22 OJI Specialと L22用 OJI Specialワイヤーに接続する クロックケーブルを製作しました。
業務レベルで好評な 当社ケーブルにさらに 改良を施して、純カーボンシース処理をしています。ルビジウムクロックを使った社内試聴とお客さまの評価では 非常にSN感の高い音 ということで 評価されていますが、 システムが変わること、 Antelope Isochrone OCXからのクロックということで お客さまの評価が気になるところです。
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お客様の感想

BNCケーブル使用時間60時間ほどですが、感想を送ります。
クロックジェネレータはAntelope Isochrone OCXで、先日改造していただいたLynx L22とEsoteric D-07(DAC)を88.2kHz(176.4/2)で同期させています。また、ヘッドホン(Luxman P-1u + Sennheiser HD800)による再生です。

まず、交換前は75cmあったBNCケーブルが40cmになったことで、ダラリと垂れ下がった状態から宙に浮かんだ状態になりました。どれほど音に影響しているか分かりませんが、精神的には良いです。
音の変化はL22の改造に比べてしまうとかなり小さいのですが、確実に改善していると感じました。

①同じボリューム位置で音量が上がったように感じる(S/N比向上?)
②空間が一回り広く
③丸っこい音からストレートな音に(表現しづらいです)
④低域方向のレンジが伸びた
⑤中低域の解像度向上

④について、単なる空気圧(風圧)のようなものも再現します。
⑤は確かに向上したのですが、まだまだ不足しているように感じます。
ここはこれからさらに改善したいですね。

感想は以上です。
今回も良いケーブルを作っていただき、ありがとうございました。

2011/12/16 Go-Dap Unit4.0 改造 

クリアーな音質にさらに磨きを! という感じで 改造。

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お客さまの声

商品が届き、その日の深夜に視聴しました。

エージングに50時間ほどかかるとの事ですが、この時点ではまだエージング前の状
態での視聴である事をご容赦下さい。

あんなに興奮したのは久しぶりです、ポータブルでこんな音が出てよいのか?と目を
丸くしております、本当に驚きました!。因みに使用しているヘッドフォンは、ゼンハイザーHD555です。

ノーマルでもそれなりの戦闘力を感じましたが、(i-phone4Sのヘッドフォン端子接続と比較して)抜けやクリアー感が段違いに向上し、また低域の表現が上がっています。
本当に<全てが今までと違うステージに到達している>といった感じです。
もはやDOCKコネクタからのアナログ出力とは次元が違い、完全にポータブルの水準を
超えていると思います。これは実際に聞いてみて欲しいのですが、驚くべき事です。

試聴はいつものカーペンタースでしたが、正直ポータブルであんなカレンの声を聞け
るとは思いませんでした。臨場感が全く違うのです、音が前に出てくるというか、カレンの声やカーペンタースの世界が前に迫ってくると言ったほうが正確でしょうか。
もっと正確な表現をしたいのですが、上手い言葉が浮かびません、乏しい表現力をご容赦下さい・・・・。

私は残念ながら持ち合わせていませんが、SR-71Bなどの高性能なバランスヘッドフォンアンプを使える機会があるのなら、是非使ってみたいと思いました。多分さらに素晴らしい事になるのは間違いないでしょう。

i-phone4・4Sをお持ちでポータブルを楽しまれてる方には、この商品のOJI Special
版を是非とも一押ししたいと思います。

またエージングが完了しましたら、またご報告をしたいと思います。
今後とも、宜しくお願い致します。


2010 /12/2
Lynx L22 改造 and ケーブル

Lynx のカードは、業務機の音。なんというか 表現は難しいのですが、「厚いサウンド」が特徴です。 言い方を変えると ゴリッとした プロっぽいサウンドですね。 プロっDSC_0763.jpgぽいと言うのは そうですねえ・・・ マスタリングの際、上手にコンプレッサーをかけたような感じ と言えば 音作りをした人からすると分かり易いかも知れません。
とにかく 良い感じで鳴るのが Lynxなのですが、欠点もあって コンピュータそのものの出来が悪いと、ノイズっぽくなったり、せっかくの良さがでなかったり問題もあります。
更に ケーブルは 確かにまとまっているのですが、オーディオ的に見ると やはりいまいちですよね。

今までも Lynxのケーブルは特注製作をして好評だったのですが、 今回は 最近業務機で培った様々な技術をさらに投入し パワーアップしました。
業務機で培った クロックケーブル、 そして バランスケーブルです。
業務機らしい 高密度 高分解能。 そして さらに厚いサウンドに仕上げました。


DSC_0768.jpgDSC_0755.jpg

お客さまの声

西出 晃様
カードを取り付けて5日間ほど経ちました。
短い期間ですがほぼ常時通電しましたので、エージングは問題ないと思います。

最初に出てきた音はいわゆる「可能性を感じる音」でした。情報量が増えているのは感じるのですが、ギュッと密集していて見通しが悪い。
そのまま通電して36時間経過した夜に聴いてみると、どうやら本領を発揮している様子。元のL22の音質傾向はそのままに、大幅に性能がアップしているのを感じました。
(冷静に書いていますが、あの夜はあまりの音の良さに興奮しました)

全域にわたって見通しが良く、以前より多くの音が聴こえます。しかもその1音1音に詰まった情報が増えているために、リアリティが増しています。比較すると、以前の音像描写はもっと曖昧でのっぺりしていました。また、音の余韻が綺麗にスゥーッと消えていくのは美しいですね。完全に聴こえなくなるまで「まだ消えない、まだ・・・」などと追跡するのもオーディオ的楽しみです。

私もオーディオマニアの端くれです。こういう経験は何度もしてきましたが、またすることになるとは。自分から改造依頼したわけですからもちろん期待していたのですが、その上を行かれました。これほどのパフォーマンスであれば、満足するなという方が無理というものです。

素晴らしい改造をしていただき、本当にありがとうございました。
ぜひまたお願いしたいと考えていますので、その時はどうぞよろしくお願いします。





2010 / 10/10
ハイエンドヘッドフォン リケーブル
Audifo technica AT-HA5000 DENON AH-D7000 OJI Special


当社では 改造する本数が多いものは D7000及びW5000 や Edition8. 最近 ボチボチ多くなってきたのが Beyerdynamic T1などですが、どれもメーカーとしてはハイエンドヘッドフォンになり、改造もただ単にケーブル交換すれば良いというものでは無く、トータル的な音質向上となる改造が必要です。

今回は その中でも 国産の代表格とも言える D7000及びW5000 ということと キャラクタの違いもあり、 気合いを入れたチューニングとなっています。
当社の最近のチューニングの特徴として pure carbon & Balanced drive ということが上げられます。銅系のオリジナルワイヤーに純カーボンファイバーを使ったシース、そして それをバランス接続する と言う方法になります。

カーボンファイバーは 軽量で強靱。さらに 見た目とは異なり、髪の毛のように柔らかく、タッチノイズも極小。そして 何より 導電性があるということで ノイズの混入も抑えます。 ただ単にシースの見た目ではなく 電気的特性にも関与した素材なのです。
一般の合成樹脂製シースは絶縁性で 静電気も起きやすく硬いためタッチノイズもかなりの音がしてしまい問題が多いのです。
純カーボン素材ということで 一般向けではなく、一般シースに比べ10倍以上とかなり高額になりますが、その優位性は、従来使用していた 天然シルクシース以上の物も持っています。

コネクタはお客さま指定の ハイエンド品装着となっています。 当社の特徴として 「お客さまの要望を具現化する改造」 となっています。 お客さまの要望を 当社の技術で現実にします。 さて どんな 音質になっているか!?

お客さまの感想

改造していただいたD7000及びW5000について
両機種とも200時間以上使用し、バーンインも十分と思いますので
ごく簡単ですが感想を書いてみようと思います。

D7000について

改造前のD7000と比較すると、まず感じる大きな変化は音の解像度と躍動感が大きく向上したこと。特に低音域については元の改造前にはややもったりとしていて厚く、音源によっては中音域を塗りつぶしてしまう感じもありましたが改造後はよく引き締まり、力強さと細やかさを兼ね備えた理想的な音になりました。これでオーケストラを聴くと、ティンパニとコントラバスの響きの違いまで明確に描き分ける細かさに驚かされます。AH-D7000-1.jpg
そして高音域についてもより鮮やかさを増し、改造前にはややまろやか過ぎるかと思えた金管楽器の音が輝かしさ力強さを伴ったサウンドに変化。結果として生演奏のオーケストラの響きを(具体的にいいますと響きの多いホール、例えばサントリーホールや東京オペラシティの、一階席前方4~6列中央あたりに座ったときの音)かなり理想的に再現できるヘッドホンになったように思います。
実は、今秋にかけて、ベルリン・フィル、パリ管、サンクトペテルブルク・フィルといった海外名門オケの来日公演を聴きにいき、そのあと改造D7000で同じ指揮者、オケの録音を聴き比べてみるということをやってみたのですが実演で聴いたそれぞれのオーケストラの響きの個性を、とても忠実、精確に再現してくれるように感じました。

すばらしい改造をありがとうございました。

W5000について

ATH-D-5000-2.jpg改造D7000が大編成に強みのあるヘッドホンとするとこちらは小さい編成の、たとえば室内楽を緻密に聴かせてくれるヘッドホンとなりました。改造前のW5000と比べますと音の一つ一つがよりニュアンスが豊かになり、音にふくらみを感じます。また高域が以前よりも延びるようになりより鮮やかさが増したようです。これで弦楽四重奏を聴きますと4本の弦楽器の弦一本一本の細かな震えまで詳細に伝わってきて、小さなホールでかぶりつきで聴くような臨場感があります。

特に、このヘッドホンで聴くバルトークやショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は圧倒的な切れ味と解像度で、凄まじい緊迫感が楽しめます。

こちらも、すばらしい改造ありがとうございました。

(環境 デノン DCD-SA1→インターシティ MBA-1 Platinum Edition→ヘッドホン)
V-cable2.jpg