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お客様へ
日頃　OJI Special改造をご依頼いただきありがとうございます。
おかげさまで　多くのお客様からご依頼を頂いておりますが、非常に多くの最新アイテムの改造を手がけている関係上、解析に時間がかかり、お待たせしているお客様も多くいらっしゃいます。　日々　努力しておりますが、改造はハンダ付け一つとりましても品質や音質への影響は避けられないこと　そして妥協のない最上級の改造を行うために、今まで通り時間をかけ　じっくりと改造しております。
　納期に関しまして　改造内容によりましては通常よりも　１～２週間以上納期が長くかかっている場合もございますが、全ては　品質と音質を第一に考えておりますので　なにとぞご理解お願いいたします。

大人気のカロッツェリア　DEH-P01. OJI Specialでは結構カーオーディオも改造するのですが、記載したことがあまりないので　今回は掲載しました。

内部改造　＋　BlendTune USB 搭載　そして　電源改造です。お客さまの要望で、こんな凄いことになってしまいました。
オーディオテクニカの超極太電源ケーブルの直出しに挑戦です。　そして　エネルギーをもっとも必要とする　スーパーウーファー出力は　低インピーダンスのワイヤー出し。　
内部は　しっかり詰まっているので　これを行うだけでも凄いことになり、トータル　2ヵ月近くかかってしまいましたが、　お客様は　ゆっくりお待ち頂けると言うことだったので、一歩一歩要望を解決していきました。
そして　現在発売前ですが、　大きな話題の　ブレンドチューン　ＵＳＢケーブル。
今回はカーボン被覆仕様で　内部から全て交換してしまいました。　このヘッドユニットの　ＵＳＢは　お世辞にも良いとは言えません。なぜ　ＵＳＢはＣＤとこんなに音が違うのでしょうか？　本来はＣＤより理論的に良いはずなのですが、メーカーのなにやら意図が感じられる音です。しかし　これで　かなり良い感じになりました。
さて　見て頂けると分かるのですが、背面はワイヤーでいっぱいです。もうこれ以上は　内部にワイヤーは通らない　という感じです。お客さまには　時間が大変かかって申し訳ないことをいたしましたが、伺った要望は全て対策をしましたので　お客さまも喜んでいらっしゃいました。

ポータブル用ではもっともハイエンドの部類になる　Edition8
世の中では　その価格もあって評価も高く　確かに洗練されてはいるが　リケーブルして何とかしたいと感じてしまいます。やはり　変えるならワイヤーと　プラグです。

今回は　ALOのケーブルをお客さまの要望で移植しました。　とにかく太く　きちんと収まるかどうか不安な作業でしたが、こういった太いケーブル良さを引き出すためには、コネクタや接続のための繋ぎなどを設けるとせっかくの　良さがスポイルされてしまいます。　お客さまと相談した結果　｢ガンガン思う存分改造しても良いです」とお言葉を頂いたので　全力を挙げて改造に取り組みました。

流石に高級ヘッドフォンですから　ただ接続されているだけでなく外観にもこだわっています。　これならお客さまに文句は言われない　と言う出来になりました。　もちろん　内部ドライバーに直結。　プラチナゴールドニッカスハンダで接続しました。

そして　このヘッドフォンは　OJI Special　ポータブルバランスヘッドフォンアンプ　BDI-DP1でお使いになると言うことで　コバルトプラグを装着してあります。　さらに　一般ヘッドフォンアンプでも使える様に　アダプタの製作も行いました。

お客様の感想

この度は大変お世話になりました。無事ヘッドフォンが到着しましたのと、ある程度使用してみましたので感想も合わせてご報告させていただきます。

はじめの内は、少し音の分離が悪いのかごちゃっとした感じでしたが‥慣らしていくうちに低音の伸びがもの凄く良くなって、今では力強い迫力のある音を出してくれるようになりました。
そして何よりも、今回はALOのケーブルに交換していただく + BDI-DP1用にバランスプラグ化していただくというお願いをさせていただいたのですが‥
その外観が非常にすばらしい!!

色々とお話を伺って、正直不安が無かったと言えば嘘になりますが到着して箱を開けてからの感動は当分忘れられそうにありません。

製作していただく過程では丁寧な対応をしていただき、またこちらのわがままにも耳をかたむけて頂き非常に嬉しかったです。また何か機会がありましたら、ぜひともお願いしたいと思います。今回は本当にありがとうございました。

DP1の到着も非常に楽しみにしていますので、引き続きではありますがよろしくお願いいたします。

KH-K1000 OJI Special意外なところで輝く　Ｋｅｎｗｏｏｄ
そう　ヘッドフォン。　実は　私が生まれて初めて買ったヘッドフォンは　トリオのヘッドフォンなのです。　当時　姉はパイオニアを買いましたが、　何というか　低域の充実感でトリオの物を選びました。
今回の音も　低域に特徴があります。　軽くそしてゆったりした低域は　疲れないサウンドで好感が持てます。さらに　その良さを引き出すために　リケーブルいたしました。
様々なハイエンドヘッドフォンを改造し使用している　Φ６ケーブル　と　コバルトプラグの組み合わせです。　接触面積が大きい標準プラグです。

改造後の音質は　今までの良さプラス　見通しの良いサウンドになりました。　こういう大型のヘッドフォンはやはり　太めのケーブルでしっかりとした改造を施すと効果が大きいと実感いたしました。

お客さまの感想

リケーブルにより全体的に音質が向上しました。当然のことなのかもしれませんが、変に脚色せずに純粋にレベルアップした印象です。
篭り気味だった音は明瞭になり、鮮度が高くて伸びやかな音がとても心地良いです。左右の耳元から聞こえる細かい音が存在感を増して、聴き慣れた曲でも新たな発見があります。アナログ起こしCDでは盤のノイズが鮮明になったのですが、迫力を増した演奏がその背後からせまってきます。コーラスも個々の声が以前よりも明瞭になりました。また、オペアンプを乗せ変えたときの音質の違いやアンプごとの個性もより強調されました。フラットでわりと普通な音が聴けるヘッドホンですが、音そのものが持つ刺激感や綺麗さも味わえるようになり、なんだか癖になりそうです。
使用感ですが、もともと側圧が緩いため、ケーブルが重くなったことで若干ズレやすくなります。もちろん室内専用ですし、すぐに慣れたので今では心配していません。何よりも音質が最優先なので大変満足しています。同じ製品でリケーブルする人がいなければ、世界で一つだけの音ということになるのでしょうか。そういう意味でも自己満足ですが愛着が沸いてきます。本当に有難うございました

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