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headphone amplifiers
Philosophy and technology
Tuned3 と Direct Double Driveの意義
■高SN と ドライブ能力の両立
リファレンスを決めて対応させるのでは無く 様々なヘッドフォンにマッチングさせる ヘッドフォンアンプの必要性
アンプの特性として よく開示されるスペックは
1,SN比
2,パワー
3,歪み
4,周波数特性
など様々な必要な特性があります。しかしながら 実はこういった特性はある決められた条件下の特性であることはあまり知られていません。
ヘッドフォンアンプとしてどのような特性が求められるのでしょうか?
これらの 特性が良い事は勿論ですが、実は 様々なヘッドフォンやヘッドフォン構造に広範囲にマッチングすることこそさらに大切な特性なのです。
■個別の特性について
この中でヘッドフォンアンプに特に大切なのは SN比つまり 信号とノイズの差がどのくらいあるのか? と言うスペックが重要です。パワーも含めますとトータル的には 大きな出力と高SN比の両立が求められます。
しかしながら どのようなものでも言える事ですが、相反するものは両立は難しいのです。
わかりやすく言うと 「パワーを上げると ノイズも増加してしまう」と言う形になります。
スピーカー駆動用の パワーアンプがヘッドフォンに使えない理由の一つになります。つまり 駆動する ターゲットの特性が、変わればアンプの特性も大きく変えなければ最も適切に対応出来ないのです。
音響エネルギーは 距離の二乗に反比例します。つまり ヘッドフォンの様に耳に近いと 同じ音量であればごく僅かなパワーで済む事になります。
逆に言うと スピーカー駆動用のパワーアンプでスピーカー再生なら気にならなかったノイズでもヘッドフォン駆動では盛大に聞こえてしまう事もあり得ます。
ヘッドフォン専用アンプが必要な一つの理由になります。ヘッドフォンでは スピーカー駆動用のアンプでは目的が異なり耳に極近い為に 超低ノイズが求められます。
つまり ヘッドフォンアンプが求めるものは スピーカー駆動とは異なり
「小出力であるが高SN比」
を採用し、ヘッドフォンに必要十分なパワーの中で高SNを追求する事が最も理想的です。両取りは難しいからです。
■ハイエンドヘッドフォンアンプに求められる特性
ところが ヘッドフォンに関しては更に難しい課題が持ち上がってきました。
以前は ダイナミック型 つまり スピーカーと同じ構造でヘッドフォンに仕上げた構造がほとんどだったのですが、 昨今では事情が変わってきました。
ハイエンドヘッドフォンが流通し始めますと 能率を下げて低域を出そうとしたもの、逆に軽い振動板で高効率として振動板が動き安くして高忠実度を狙ったもの、平面駆動型 etc 様々な形式のヘッドフォンが登場してきました。
これらは 物理的な構造や仕様が異なる為に それを駆動する条件が大きく変わってきました。パワー、インピーダンス、ゲインなどの要求範囲が広くなったわけです。
低ノイズを求めたヘッドフォン専用アンプであっても、能率が低ければ パワーが足りない。高能率ならゲインやSNが問題となる などボリュームコントロールだけでは制御出来ない広範囲なマッチングが必要でヘッドフォンアンプ側としてはこれらの広範囲のヘッドフォンを最適にドライブする必要が出てきたのです。
■OJI Specialの進化
OJI Specialでは 音質向上は勿論ですが、それだけで無く 様々なヘッドフォンが登場する度 様々な技術でマッチングを取る事に精力を注いできました。特定のリファレンスヘッドフォンに対して開発するのでは無く、様々な市販ヘッドフォンに広範囲に対応する技術と特性改善になります。
Extreme
ハイインピーダンスや低能率の為のExtreme仕様のパワーアップ。
高SNを保持したままパワーの向上を行いました。特にハイインピーダンスタイプのパワーアップを行っています。
Tuaned、Tuned Ⅱ
広範囲な周波数において 応答特性などの最適化や高性能化を図ったTuned2。
周波数によって大きく変わるヘッドフォンのインピーダンス特性を考慮。
そもそもの音質向上や諸特性向上以外にも、DCオフセットなどのスペックに現れない改良はもちろんの事、帯域外までも広範囲に応答特性改善を行う事で可聴帯域の更なる忠実度をアップしました。
Tuned 3
TunedⅡ加え 超高能率から低能率、様々なインピーダンスに対応するなど、広範囲にゲインやアンプ特性、インピーダンス特性をマッチングさせるのがTuned3です。
従来からある能率に対応する為の 単なるゲイン変更ではなく、ヘッドフォンの特性に合わせ「アンプの特性を変える」手法となります。ドライブ特性が変わります。
わかりやすい例として、ただ単にゲインを下げても高能率ヘッドフォンには対応出来ません。低インピーダンスタイプをしっかりドライブする為には アンプは更に超低インピーダンス動作が求められます。同時に様々な動作特性を変え幅広いヘッドファンに適応させているのが Tuned3なのです。
Direct Double Drive (02DDD,04DDD,TWINDDD)
Tuned3のマッチングを更に高性能にしアップグレードする Direct Double Drive
広範囲なマッチング技術の集大成と言えるのが Tuned3+Direct Double Driveです。

